和平島公園における石は幾重にもかさなっている堆積岩である。堆積岩をよく観察すると、層によって岩の色が変わっていることが分かる。例えば、黄色、グリーングレイ、ダークグレーなどの色がついている。まるでミルフィーユのような色である。
海蝕台には大きな豆腐石がたくさん広がっている。日本統治時代、日本人はそれを見て、見た目や大きさが畳に似ていると思った(そうだ)。まるで千畳のたたみが敷かれているようなので、その見た目から千畳敷という名前を付けた。このようなランドスケープは数十万年前に地殻が双方向に圧迫され、さらに大自然に侵食され、千畳敷に形成されたのである。